吉田監督のキトキト!日記
最近の日記
4月13日(金) 番外編:シネカノン有楽町最終日
4月12日(木) 番外編:高岡市長表敬訪問
3月22日(木) 福岡キャンペーン
3月20日・21日(火/祝) 札幌キャンペーン
3月17日(土) 公開初日、舞台挨拶
3月2日(金) 『キトキト!』特別披露試写会 (東京・シネカノン有楽町)
2月28日(水) 大阪キャンペーン
2月26日(月) 高岡キャンペーン


2月28日(水)大阪キャンペーン

9時01分、品川から新大阪行きの新幹線に乗り込む。
すでに東京駅から乗っていて僕の後ろに座っていた石田くんが「あれ?監督も風邪ですか?」と声をかけてくれた。
そうなんです。風邪をひいてしまいマスクをつけていたのです。監督…も?
…どうやら石田くんも風邪をひいたようです。

新大阪に到着。ホームに降り立つと、他の車両に乗っていた大竹さんと久しぶりに再会。
相変わらずお元気な様子。お芝居で全国を駆け回り、その後も休みなしで働いていたそうだが、ハードスケジュールの中キャンペーンに参加してくれた。しかも、疲れも見せず、めっちゃ元気。うーむ、たいして忙しくもないのに風邪などひいて情けない…。

梅田の全日空ホテルに移動。
大竹さんと石田くんは支度に、僕はソフトシューズの船井社長と昼食に。
近くのうどん屋さんへ。日替わり定食を頼むと、うどんと何故か「とんかつ」がついてくる。こんなことなら、いなり寿司を頼むんじゃなかった…。
ていうか、うどんにとんかつ?
とにかく腹いっぱいになって、ホテルに戻る。

僕1人で京都新聞の取材。
その後、司会の森川さんと、かる〜い打ち合わせの後合同記者会見に挑む。
「監督、一言挨拶を」
と、言われて僕が挨拶をすると、大竹さんが隣でくすくすと笑う。
「何かおかしい」らしい…。
大勢来てくれた記者の方々から質疑応答。
大竹さんは、娘さんが台本を読んで「感動するぜー」と言っていたと話してくれた。会見中、エンディングテーマのONE☆DRAFT「フルサト」が流れていた。石田くんが、司会の森川さんの卓上にそのCDを発見して、「欲しい!」と手にするので、宣伝部のスタッフが「後であげるから」と慌てていた。

その後、石田くんと僕とで新聞4社から取材を受ける。
次に、僕は日刊スポーツ安永さんから取材。安永さんは、井筒組の取材にもよく来てた人で、昔からの顔なじみなので話も弾む。ほぼ雑談に…。
そして、石田くんとラジオの取材。
「よろしくお願いしまーす」と出来るだけいい声で…。でも2人とも鼻声。

夕方、大竹さんと合流して3人でサンテレビジョン「金曜いただきッ!」に出演。
カメラの後ろからさんが茶々を入れるので、3人とも笑いが絶えず…。
司会の人「監督、大竹さんのようなベテラン相手に緊張しませんでしたか?」
僕「いや、大竹さんが最初っから慣れなれしかったので」
大竹さん「なに?!『慣れなれしい』じゃなくて、『フランク』でしょ!」
僕「そうそう、フランクで…」

と、こんな調子で和やかなムード、というか大爆笑の中撮影が進行。
「最後に一言ずつカメラ目線でメッセージを」と言われて、僕が噛み噛みのコメントをすると、次に大竹さんが「喋るのが下手くそな監督ですが…」と、フォロー(?)をしてくれた上、素晴らしいコメントを。石田くんもバッチリコメントして、「よっしゃ!うまく言えた!」って喜ぶし…。
監督が一番下手くそでしたが、それでいいんですか?という空気が漂って、ディレクターさんがもう一度撮り直す?と言ってくれた。
「それでは、一言だけ。つけ足しさせて下さい」
と前置きをして、撮り直し。「3、2、1」と合図をもらって、
「キトキト!!!」
大声で吠えたところ、皆が「ダメだこりゃ!」と大爆笑。
うーん、これでいいのか、俺。

その後、大阪の映画サークル、フライング・ポストマン・プレスの取材を受けて終了。

夕食は、鯨料理を食べに行った。
すべて、鯨を使った料理で、この料理はどの部分の肉か、など鯨模型を使って、店主の大将が説明してくれた。さんが茶々を入れるたびに、「やかましいやっちゃな」と言いながらも、大阪弁ばりばりで説明を続けてくれて、皆笑いながらの楽しい夕食となった。
途中、塩包み焼き?した巨大な鯛が丸一匹でてきて、大将が捌いてくれた。
鯛の体内から、ビニールにくるんだ一枚の丸まった紙が出てくる。
渡された大竹さんが、リボンを解いて拡げてみると、
「キトキト!大ヒット祈願」と手書きのイラスト付メッセージが書かれていた。
なかなか洒落た店である。料理もおいしかった。
最後に出てきた鍋に、うどんを入れて食べていると、
「そろそろ新幹線の時間が…」
と、誰かが言い出して急に慌しくなった。
大将にお礼を言って、タクシーに乗り込むと、乗車予定の最終便の出発まで、後15分ほど。乗り遅れたら泊まりか?と石田くんは期待を膨らませていたが、無事に間に合い、乗車。非常に楽しい大阪キャンペーンとなった。
皆様お疲れさまでした。

2月26日(月)高岡キャンペーン

8時10分、羽田空港に集合。平山あやちゃんが、マスクをしている。花粉症ではなく風邪気味とのこと。プロデューサーの氏も同じく風邪気味とのこと。
石田くんは今日も集合30分前に来ていたらしい。撮影のときもよく、一時間前から来て、スタッフを驚かせていた。遅刻したこと全くなし。早起きが得意らしい。

飛行中、立山連峰が光を浴びて素晴らしい景色だった。

空港に到着すると、迎えてくれたのは、「キトキト!」Tシャツを着た劇場関係者の皆さん。
驚いた。富山の上映館の皆さんがオリジナルで創ってくれたようだ。
しかも、バックプリントは高岡大仏…。なんとセンスが良いことか。

ジャンボタクシー2台に分乗して、高岡へ向かう。
車内でファボーレ東宝の支配人、志村さんが「試写で観たけど、ホント良かった〜」と感想を言って下さった。一緒に観ていた劇場員の女の子らも皆泣いてくれたそうだ。嬉しいかぎり、有難い。俄然、やる気がでる。

約40分後、ホテル「ニューオオタニ」に到着。
高岡での撮影中、キャストの皆さんが宿泊していた場所で、石田くんは「懐かしい〜」と。
各部屋にて支度を開始。

懐かしの高岡大仏前にて会見。
取材陣と、見学の人々がたくさん来て下さった。
智子が働くスナック「美優」のロケ地、スナックHandyのママさんが来て下さっていて、カマボコをお土産にいただいた。フィルムコミッションの懐かしい皆さんの顔もあった。
身長190センチの長身の吉川さんの進行のもと、石田くん、あやちゃん、僕の順番で大仏前に立つ。高岡市の助役さんが高岡土産(青銅のマウスパット、漆の携帯ストラップ)と花束を下さった。風が強くて少し肌寒かったが、天気もよく、相変わらず大仏さんも男前で、そしてデカかった。

ホテルに戻って、昼食。天ぷら定食を食べる。「ご飯お替りできますか?」と店員に聞くと、大きなおひつごと持ってきてくれた。僕はもちろん、石田くんもお替りする。彼は次回作に向けて少し体重を増やすように言われているそうで、頑張って食べまくった。

少し休憩して取材開始。
最初はTV番組が続く。
僕と、石田くんの「たどたどしさ」に比べて、あやちゃんはさすが、場馴れしている。
正直、めっちゃ頼りにしてます。
番組名を皆で声を合わせて言うようにお願いされて、ディレクターの人が、
「3、2、1」と合図。あやちゃんが、「すぅ」と大きく息を吸い込んでタイミングを取ってくれたので、皆の声がぴったり合う。なるほど、そうやって声を合わせるのか…と関心。やっぱり頼りになる。
たて続けに4本のTV取材を終えて、あやちゃんは次の仕事のため帰京。
ご苦労様でした。

さぁ、優介、後は俺らで頑張らんな!

タウン情報誌の取材、ムービーではないので緊張も和らぐ。
石田くんと「よしよし。こっちは得意」と二人でニヤニヤ。実際はそうでもない?
マイクを向けられラジオのコメント録り。多少緊張感は増すが、何とか二人で乗り切った。
その後のいくつかの取材も、そこそこ喋れた、ような気がする。

夕方、ワーナーマイカルシネマズ高岡訪問。
劇場の皆さんと記念写真撮影をして、館内の「キトキト!」コーナーを見せてもらう。

次に、試写会の舞台挨拶のため、高岡TOHOプレックスへ移動。
巨大なイオンショッピングモールの中にあるシネコンで、ショッピングモールにはたくさんポスターが貼ってあり喜んでいると、劇場に着いてびっくり!
あらゆるところに「キトキト!」。
四方八方の壁という壁に「キトキト!」、天井に「キトキト!」、トイレの中まで「キトキト!」。
八田支配人が「中途半端は嫌なんで…」っておしゃってくれたが、やり過ぎ?ってぐらい。
たくさんの写真が大きく引き伸ばして飾ってあった。石田くんも興奮して「すげー」の連発。
楽屋に入ると、ホワイトボードに手書きで歓迎のメッセージがあった。…いい人たちだ。 
キャラメルポップコーンを持ってきてくれて、食べまくり。
食いきれず持って帰る石田くん。 舞台挨拶は、満席の中行われた。石田くんが「一番好きな方言は『ダラ』」と笑いを取ってくれた。僕も、そんなに緊張せずに話せた。
最後に劇場の皆さんと記念撮影をして、富山空港に向かった。
途中、夕焼けの中、立山連峰が大パノラマで見えた。すばらしかった。
幸先のよいキャンペーン初日になった。
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